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ポルノグラフィーへの容易なアクセスが性犯罪発生率に及ぼす影響:デンマークの事例

原題: The Effect of Easy Availability of Pornography on the Incidence of Sex Crimes: The Danish Experience

著者: Berl Kutchinsky

出版社等: Journal of Social Issues, 29(3), 163–181

出版日: 1973-01-01

DOI: 10.1111/j.1540-4560.1973.tb00094.x

参考URL: https://spssi.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1540-4560.1973.tb00094.x
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ポルノグラフィーに関する訴追および法の自由化と、それに続く当該資料の高度な入手可能性は、ポルノグラフィーと性犯罪との関係に関する仮説を検証するための特異な機会を提供している。ポルノグラフィーの入手可能性が高まるのと同時に、コペンハーゲンにおいて警察により登録された性犯罪の件数が有意に減少したことが示されている。世論調査や警察の調査を含む様々な調査に基づき、少なくともある種の犯罪(児童虐待)においては、この減少が実際に行われた犯罪の件数の実質的な減少を表していることが確認された。様々な要因は、ポルノグラフィーの入手可能性がこの減少の直接的な原因であったことを示唆している。

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